榊山と喜右衛門尾根
【東谷林道入り口にて】 【取り付き直後】
11月25日~26日にかけて奥武蔵の榊山~長沢山~喜右衛門尾根をたどってきました。
両日ともに天気にも恵まれました。
今回は山岳会で私が企画した山行で、ビーフシチューを焚き火で作る事を表明しました。
なので、前日から具材の仕込みをして、普段より重いザックで出発となりました。
三峰口8時10分集合で5人でタクシーで大血川渓流センターで下車。
東谷林道から喧嘩平歩道というおかしな名前の左岸道を40分程歩き今月頭に偵察した取り付きへ。
藪など全くない歩きやすい尾根の急登をこなしていきます。
【明るい尾根です】 【植林中でした】
天気も雲一つない快晴です。皆さん行いがよいのでしょうか!
途中植林帯や摩訶不思議な有刺鉄線などを通り高度を稼いでいきます。
【榊山三角点に到着】 【榊山 山名木!】
10時50分に三等三角点のある榊山に到着です。
minera家は神道らしいので御利益があるのでしょうか。
山名板はないだろうとおもっていましたが、なんとありました。
山名板ではなくて山名木でした!!
三角点マークと榊山を木に記してイルではないですか!
一応、東大秩父演習林敷地内なので私たちは何も置くことなどはしませんでした。
【長沢山直下縦走路に向けて】 【水松山の肩 お気に入り幕場】
ここから急登が一部ありますが、快適な道で13時40分に長沢山直下の縦走路に飛び出しました。
縦走路から入り口はわかりずらいです。
一応、長沢山によって写真などをとって、水松山の肩の幕場に急ぎます。
急ぐ時間ではないのですが、ビーフシチュー作りに時間をかけなくてはいけないので14時半くらいには準備をしたいと。
昨年も幕を張った快適サイトに再来です。
天租山分岐先の水場は予想通りに涸れていました。
一人2.5リットル担ぎ揚げを指示して良かったです。
【山で初めてつくるビーフシチュー】 【喜右衛門尾根取り付き 27/28班標】
金曜夜に肉と野菜の仕込みをしてきたので、3時間くらいに焚き火で煮込めば美味しいビーフシチューの完成です。
トマトジュース、ケチャップ、ソース、赤ワイン、デミグラスソース、コンソメと具材を入れ込んでぐつぐつ煮込みます。
今回の山行のもう一つの目的は私がビーフシチューを皆さんに食べてもらうことでした。
じっくり煮込んだビーフシチューは皆さんに好評でした。
重い思いをして担いできて良かったです。
その夜は寒かったですが、焚き火で8時ぐらいまで火に当たりとても暖かったです。
翌日は4時半起床、6時出発。朝ご飯はたらこスパゲッティでした。朝のアラームを「た~らこ・た~らこ」にすれば良かった~
タワ尾根分岐を一瞥して、27/28林界班標が喜右衛門尾根の取り付きです。
身支度を整えて下降していきます。
【感動の1480m付近】 【すーっとこうしていたかった】
ルートは一箇所気をつける所はありましたが、1480mの台地状付近に来ると
感激、感嘆で口が開きっぱなしです~
自然林に囲まれ、ここで幕を張ってぼーっとしたくなりました。
10月下旬の紅葉の季節なんかは多分気絶してしまうかもしれません。
喜右衛門尾根はほんとに素敵な尾根でした。
【涸れ沢と適当に下り三又へ】 【初めての三又】
その後は三又に向けて下降ですが、最後は適当に落石に注意しながら涸沢を下降してしまいました。
もう少し北側にいけば酉谷山への登山道にぶつかったかと思います。
初めて訪れる三又も雰囲気のいいと所です。
【下段歩道の通行止め】 【現小川谷林道で下山】
本来はここから上段歩道を目指すべく、四間小屋尾根に取り付いて
上段歩道を見つけるはずだったのですが、不覚にも見つけられませんでした~。
これは私の勉強、下準備不足でした。
下段歩道を行こうという話もありましたが、時間と皆さんの足並みを考えて小川谷林道で下山することとしました。
これは次回の宿題としました。今回は上段歩道末端から取り付こうという邪道な方法だったので
次回は、人形尾根取り付き始点からちゃんと上段歩道を歩いてみたいと思います。
材木小屋尾根乗越(鍋があったかしら)までは歩いているのですが、その先が未踏です。
【お久しぶりです~】 【寄ってみたかった観光荘】
2時間ほど歩いていると、日原では水のみ場にいるにゃんこちゃんい再来です。
この兄弟は以前車にひかれてしまったのです・・・。
13時半のバスにのり、奥多摩の観光荘に飛び込みます。
小川谷林道にすぐに切り替えた理由は、この宿のお風呂が15時までだからだったのです。
皆さんすいませんでした~。
このお風呂は550円でタオルまで付いて静かないいお風呂でした。
宿も安いので今度宿泊してみたいです。
その後は奥多摩駅前の丸花食堂で反省会で上段歩道のリベンジを誓いました。
そして、私は顔を真っ赤にしてへべれけ状態で家に帰宅したのでした。
家では顔日焼けしたね~と・・・。