いよいよ佳境へ【峰羅庵】
【床に使う材料】
12月末には自宅新築も引き渡しとなるのですが、
茶室造営のみが遅れています。というか面倒くさいのか大工さんが後回しにしています。
今週からいよいよ茶室が本格的に進むようで、
私も毎朝現場にチェックに行っております。
今日はいよいよ床の間の板を設置するようです。
踏込床としたので床は畳みではありません。
これだと、花入の真、行、草によって使い分けなくいいので楽かと。
それにしても定尺材料の三分の一しか使わないでもったいないので
残りは残してもらって他になにか使おうかと。
【テラスから躙口と床窓】
外の躙口付近はだいたいできあがっています。
アルミ製躙口にはまだ把手がついていないですが、
なんとか躙って入ることができました。
後は、躙口したに踏み台を置かなくてはいけません。
内部はまだこんな感じで、写真の右側が床で、かなり狭いですが、
茶壺がのるぎりぎりの寸法です。
窓の右側には換気扇となる排気口があります。
これで、炭を使った際も一酸化炭素中毒にはならないはずです。
自身が体験した経験から床ぎりぎりに排気を施さないと意味をなさないのです。
茶道口がその床の右にあり、下座床となるので
掛花釘や花蛭釘などは通常と反対の位置となります。
14日には畳屋さんがくるので、その際に床に炉壇用に穴をあけてしまいます。
なのでその時は現場でつきあう覚悟です。
最後に久々のポコニャンです。
仮住まいでカゴに入って暖房の前でぬくぬくしています。
一日寝てばかりです!!
このポコニャンの為に家中の扉の下部には「猫扉」を付属する予定です。
でも茶室はポコニャンは立ち入り禁止です。