浜離宮庭園にて藪内流茶会 | Mineraな日々

浜離宮庭園にて藪内流茶会


浜離宮04 【浜離宮と電通ビル】


1月3日は引っ越しの準備の合間に、自身にとって毎年恒例の

浜離宮の新春庭園めぐりです。

毎年、茶道の藪内流のお作法が拝見することができ、

今年も茶席にてやっているか心配でしたが

今年も無事、芳梅亭にて茶席がもうけられていました。

茶券は放鷹術をやっているすいているとき取ってしまいました。




浜離宮03    浜離宮02

     【鷹が全く動きません!】                【女性の鷹匠です】


この放鷹術は江戸時代から浜離宮で行われていたもので

鷹匠と呼ばれる方たちが行っていました。

これも毎年恒例で、これを見ると正月だなあと実感します。


ハンチング帽をかぶってしゃれた恰好をしていますが、

女性の鷹匠がいたのでびっくり!!

鳩が何匹も鷹の餌食になってしまいました~


浜離宮08     浜離宮07

     【芳梅亭にて藪内流茶席】             【なんとも印象的なお点前でした】


そそくさと芳梅亭に行き、外人の方が知らぬままに正客になっていました。

この藪内流は本当に珍しく、お点前は多分この正月の席でしか

拝見することはできないと思います。

作法も自身の裏千家とは全く違うことばかりで、

骨格にあるのは、「鎧を着たままの作法」なのです。

なので柄杓でお湯を汲む時も全く違う動きですし、

柄杓を置く位置も全く違います。

帛紗で棗を清める際も刀で棗を切り落とす感じで清めていきます。

毎年見ているのですが、本当に心が清くなるような感じです。

写真の棗もなんとも扱いずらい中次のようです。

水指は鸚鵡水指といって、共蓋の蓋の頭に鸚鵡がもようされています。

これは正月には「おめでとうございます」と鸚鵡返しのように繰り返され

鸚鵡がおめでたい象徴のようです。



浜離宮06 【水上バスで一路浅草へ】


そして、今日は天気もよく、時間もあったので

そのまま旧ポンポン蒸気で浅草まで行ってみました。

海鳥なのかいつまでもついてきました。

船は40分のクルーズだったですが、思ったより混雑してなく快適でした。


浜離宮05    浜離宮01

     【仲見世通りは全く動かず】             【伝法院前のデンポちゃん】


浅草はやはり混んでいました。

浅草寺へのメインストリートは全く動かない状態です。

天丼で有名な大黒屋も大行列でした。


伝法院の前でなんともかわいい錆柄の猫ちゃん発見!

デンポちゃんと名付けました。

初代ポコニャンにそっくりで、今年もいい猫様に出会いそうです!


今日は新居からブログを書いています。

ようやくネットも開通して明日いよいよ引っ越しとなります。


根津の生活も今日が最後となります。