一か八かの木葉天目 | Mineraな日々

一か八かの木葉天目


木葉天目03   木葉天目02    

 【待望の木葉天目】


今年の最初の江古田での陶芸の課題は木葉天目でした。

これは私が待ちわびていた課題で、私自身がこれに使う橡の葉などを取ってきました。

かつて美術館だったのでしょうか、木葉天目を見て感銘を受けた事を覚えています。


製作方法は非常に面倒で成功率も低いです。

まず、通常通りに素焼きをして釉薬をかけ焼成します。

それと同時並行で、高価な金液を葉に塗りそれを焼きます。

この時の大きさが重要で、元の葉から半分以下になるようです。

ここでうまく形が崩れていなければ成功に繋がります。

とにかく面倒で、焼成だけでも通常より回数が多くなります。


木葉天目01 【各種茶碗をひきました】


そして葉が早い者勝ちなので、私は一気に茶碗各種を造りました。

天目型、井戸茶碗型、通常茶碗型などです。


うまく完成するかわかりませんが、

完成したら是非使用してみたいです。

立派な名物茶碗になると思います。