柿渋炉縁 | Mineraな日々

柿渋炉縁

炉縁柿渋02    炉縁柿渋01

 【寒い中柿渋ペイントで炉縁をぬりぬり】      【コンセント用トンネルも目立たなくなります】


電熱器を利用できるお稽古用の炉縁は大工さんに無理を言って

即興で造って頂いたもの。

なので白木な風合いで新しい茶室にあっていると思っていました。


しかし、しばらく使っているとどうも違和感を感じてしまったのです。

これわ壁の和紙の風合いに関わると思うのですが

女桑のような感じが一番あうようです。


なので後楽園のドイトまで運動がてら谷中から歩いて

柿渋ペイントの下地用と仕上げ用を二種類購入。


谷中まで坂道をチョイスしながら歩いて帰ります。

外は寒かったのですが早速下地を塗り始めました。


いい感じの色になるのに7回ほど塗ったかもしれません。

一回塗るとちょっと散歩して、帰ってから塗って、ポコニャンの頭をたたいたりして時間をつぶして

また塗ってということを繰り返して・・・。

日が暮れる頃にようやくいい感じに



電熱用炉壇03 【元はこんな感じでした】



翌日の日曜は仕上げの柿渋ペイントを塗っていきますが

これは一回で終わりにしました。

あまり塗りすぎると黒色になってしまうので


炉縁柿渋03    炉縁柿渋04

    【柿渋炉縁をつけてみました】            【小間にあう風合いとなりました】   


独特の臭いはまだありますが、早速柿渋炉縁を使ってみました。

やはり小間であるこの茶室にはこの風合いがあうようです。


この炉縁がお稽古用として主戦炉縁となっていきそうです。