Mineraな日々 -2ページ目

柿渋炉縁

炉縁柿渋02    炉縁柿渋01

 【寒い中柿渋ペイントで炉縁をぬりぬり】      【コンセント用トンネルも目立たなくなります】


電熱器を利用できるお稽古用の炉縁は大工さんに無理を言って

即興で造って頂いたもの。

なので白木な風合いで新しい茶室にあっていると思っていました。


しかし、しばらく使っているとどうも違和感を感じてしまったのです。

これわ壁の和紙の風合いに関わると思うのですが

女桑のような感じが一番あうようです。


なので後楽園のドイトまで運動がてら谷中から歩いて

柿渋ペイントの下地用と仕上げ用を二種類購入。


谷中まで坂道をチョイスしながら歩いて帰ります。

外は寒かったのですが早速下地を塗り始めました。


いい感じの色になるのに7回ほど塗ったかもしれません。

一回塗るとちょっと散歩して、帰ってから塗って、ポコニャンの頭をたたいたりして時間をつぶして

また塗ってということを繰り返して・・・。

日が暮れる頃にようやくいい感じに



電熱用炉壇03 【元はこんな感じでした】



翌日の日曜は仕上げの柿渋ペイントを塗っていきますが

これは一回で終わりにしました。

あまり塗りすぎると黒色になってしまうので


炉縁柿渋03    炉縁柿渋04

    【柿渋炉縁をつけてみました】            【小間にあう風合いとなりました】   


独特の臭いはまだありますが、早速柿渋炉縁を使ってみました。

やはり小間であるこの茶室にはこの風合いがあうようです。


この炉縁がお稽古用として主戦炉縁となっていきそうです。






モザイク規制

谷中猫0203-02 【モザイク規制が掛かった猫】


最近は情報社会。簡単には人様の画像をブログに載せるのも大変です。

そのな風潮が猫の世界にも広まっているのでしょうか?

この谷中の猫たちはモザイク規制がかかりました。

そんなに載せてほしくないのでしょうか。

それでもちゃんとポーズをとって、手を振ったりしてくれます。


谷中猫0203-01 【谷中猫Aと谷中猫B】


猫社会も大変なものです・・・。

でもちゃんとみています。

右はメス猫でしょうか。小さいです。


谷中猫0203-03 【大好きなチョビちゃん】


この子は顔出しOKのお気に入り猫「チョビ」ちゃんです!

のんきな声を出して足をすりすりしてくれます。



貴人清次・濃茶

貴人清次 【貴人清次 濃茶】


先日のお稽古では久々に貴人清次の濃茶のお点前でした。

これもたまにしないと忘れてしまいます。


ご挨拶がいろんなところで出てくるので体にしみこませないといけません。

それと千鳥板はお点前が終わると懐にいれっぱなしで、

いつも行方知らずでした。

不遇な千鳥板さんごめんなさい。



poko0131 【ロフトに登って満足げなポコニャン】


家に帰るとポコニャンが大暴れしてます。

探検隊ポコニャンがいろんな所にいきます。

私の寝床のロフトにもはしごですたすた登って上がってしまいました!

降りれないだろうなあとじっとみていると、ちゃんとはしごを下ってきました。

人間のように背中を正面に向けては無理で、頭からゆっくり慎重に下っていました。


この猫もいよいよ山登りデビューでしょうか?!

花月と行の行台子特別稽古

行の行台子0128-04 【上野桜木 桃林堂】

先週の日曜日は忙しい1日でした。

まずは、近所の上野桜木の桃林堂にて今日の午後の

行の行台子の特別稽古の為の主菓子を購入しました。

かぼちゃとここで有名な椿餅です。

子どもの頃からこのお店は知っていますが、

ちゃんと入るのははじめてかもしれません。

店の前の柳がいつも印象的でした。



行の行台子0128-02 行の行台子0128-03

      【今年初めての花月】               【行の行台子特別稽古にて】


行の行台子の特別稽古の前には花月がありました。

今年最初の花月でしたが、6名集まりました!

5人以下では開催が不可能なものですので、良かった良かったです。

今回はおさらいで、貴人清次花月と濃茶付花月でした。

やはり貴人清次はややこしい花月です。


そのあと16時からそのまま神楽坂を渡って通常のお教室の小間にうつり

もうひとかたと特別稽古です。


写真の主菓子はカボチャでわかりずらいかも知れませんが

本当にカボチャの形です。

そして中身はカボチャの身をすり下ろした感じで本当に美味しかったです。


行の行台子の炉はこれで2回ほどお稽古をして頂いたので

これにより有る程度固めていきたいと思います。


3月には大円草、4月には真の行台子と

奥伝が立て続けです。

これでは山にもあまり入ることができないかもしれません。

それでも、進める時に一気に集中していくべきなので当然の事です。にゃー







   

ペコちゃん焼きがなくなる?

不二家01
    【営業時の不二家 神楽坂店】

ペコちゃん焼きファンの方々には大変残念ニュースかもしれません。

日曜日に神楽坂を歩いていると一時閉店中の不二家に一枚の張り紙がありました。

ばたばたしていてちゃんと確認はしなかったのですが、

閉店のお知らせが記載されていました。

それでもいつかは再開するとのニュアンスも書いてありました。


これによりペコちゃん焼きはしばらく封印となってしまうようですが、

自粛らしくいつかは戻ってくるのでしょうか。


最近はプレミアでポコちゃん焼きも紛れるようになり、
かなり人気があったペコちゃん焼きですが


このような形一旦でなくなってしまうのは本当に残念です。




不二家02
      【しばらく埃をかぶる型】



ちょっと怖いペコちゃん焼きですが何かの形で復活してほしいものです。

フランチャイズ店である神楽坂店はいつかは再開するのでしょうか

みのむしとお菓子ポコニャン


江古田0127-02 【ちょいと太った蓑虫です】


先週の土曜は江古田で陶芸。

今日は生徒さんも少なくて落ち着いて陶作が出来ました。

木葉天目用の茶碗などに釉薬をかけて焼成へ。

でも、このあとにようやく木葉の金液塗りがあり、葉のみ窯に入れます。

まだまだ先が長いです。


そして、今日は前々から気になっていた花入を作りました。

備前緋襷の「みのむし」です。

備前の花入であるのですが、底が尖っていてみのむしの形です。

尖っているので掛花入専用です。


この作り方もかなり議論がおこり、紛糾したのですが、

袋とじという手法がいいのでは?と。

なので尖った所を最後に閉じてしまい、風船状態になるのです。


なんとかできましたが、なんともずんぐりとした蓑虫になってしまいました。

またリベンジしてみたいと。

江古田0127-03 【いろんな練りきりです】


最後にお楽しみです。

教室のアシスタントの方がまたまた練りきりのお菓子を作ってきてくれました!!

これをつくるのにどれだけ手間がかかったことか・・・・

本当にご苦労様です。

本当にデザインが素敵です。

右端のなんともかわいい猫はポコニャンがモデルだそうです!

確かにチョイ悪猫みたいです!


食べるのは惜しかったのですが、本当に美味しかったです。


江古田0127-01 【ポコニャンがモデルの練りきり】

ポコニャンコーヒータンブラー

ポコカップ01 【ポコニャンコーヒータンブラー】


私はお茶も好きですが、珈琲も大好きです!

なので会社では朝のお仕事は豆から挽いて珈琲を頂くことです。

いつもはスタバでかなり前にかったタンブラーを使っていたのですが

先日、ねんねこ家さんに出入りしている猫グッツの作家さんに

ポコニャン時計を4つお願いした際に、ポコニャンタンブラーを頂きました。


よほど私も嬉しかったようです。




ポコカップ02 【私にとって大切な思い出の猫】


裏側にはかつて谷中墓地でボス的存在で一世風靡した

「ぱんだちゃん」(私はおやびんと呼んでいました)です。

もう8年くらい前になるのでしょうか・・・。

この写真を偶然取れたことがきっかけで猫写真を撮るようになり

ねんねこ家さんでポコニャンに出会うことができました。


今は亡き猫ですが、私の心の中にいつまでも残っているなんとも賢い猫です。


一か八かの木葉天目


木葉天目03   木葉天目02    

 【待望の木葉天目】


今年の最初の江古田での陶芸の課題は木葉天目でした。

これは私が待ちわびていた課題で、私自身がこれに使う橡の葉などを取ってきました。

かつて美術館だったのでしょうか、木葉天目を見て感銘を受けた事を覚えています。


製作方法は非常に面倒で成功率も低いです。

まず、通常通りに素焼きをして釉薬をかけ焼成します。

それと同時並行で、高価な金液を葉に塗りそれを焼きます。

この時の大きさが重要で、元の葉から半分以下になるようです。

ここでうまく形が崩れていなければ成功に繋がります。

とにかく面倒で、焼成だけでも通常より回数が多くなります。


木葉天目01 【各種茶碗をひきました】


そして葉が早い者勝ちなので、私は一気に茶碗各種を造りました。

天目型、井戸茶碗型、通常茶碗型などです。


うまく完成するかわかりませんが、

完成したら是非使用してみたいです。

立派な名物茶碗になると思います。



 

初釜式での初正客

2007初釜式01 【真台子と皆具】


昨日は天候にも恵まれ、神楽坂のお教室での初釜式となりました。

私はこれで6回目ぐらいの参加となるかもしれなにですが、

今回は総勢30名ほどの参加で、大人数の初釜式となりました。


そして、初めて正客を仰せつかりました。

昨年までは亭主側で影の仕事やお点前などをしていて、その緊張感もありましたが

正客のプレッシャーも非常に大きく、数日前からは夢に出てくるぐらい。

いかに話を広げてある程度和やかにしてくか・・・。


2007初釜式02 【清風払名月】


掛け軸は「清風払名月」 清い風が全てを払い、名月が台地を照らす・・。

本来は秋のお軸なのですが、先生の今回の初釜への思いからでした。

蓬莱山も陰陽五行にのっとり、今後勉強の対象となりそうです。


懐石は近くの志満金で鰻重懐石でした。

毎年楽しみにしております。

そして、先生に勧められて酔ってしまいました。



2007初釜式03     2007初釜式04

       【気を送っています】                  【賑やかな初釜式】


酔ったまま、濃茶席です。

昨年は確か私が濃茶のお点前をさせていただいたのですが、

非常に緊張したことを覚えています。

うまく練れるかのかどうか・・・。

そして、今回は逆の立場でしたが、

自分なりに亭主様へ「気」を送り続けました。

そして、「お服加減は・・・。結構です」で、「気」をほどきました。


来月はいよいよ、峰羅庵の茶席開き茶会を催したいと思います。

準備も大変ですが、これからが佳境となりそうです。


神饌料理と茶室


赤城亭02 赤城亭01

   【赤城神社参道にある赤城亭】               【食前酒の御神酒】


以前から気になっていた赤城神社境内の赤城亭に初めて行って参りました。

とにかくあっさりしたものが食べたいと、あまり店内やお食事にはこだわりもなく予約しました。


しかし、参道からお店に入ってみると驚きに変わりました。

お店の装飾が素晴らしく、またお店に流れている空気が非常に穏やかで落ち着くのです。


神楽坂下の最近賑やかな小料理屋とは全く違う空気が流れていました。

この赤城亭は赤城神社境内ということもあるのですが、

神饌料理です。なので食前酒が御神酒なのです。

八寸とともに御神酒が出てきて驚きました。


そして、お部屋は火が入った火鉢もありました。一酸化炭素中毒が心配でした。

しばらく坐って周りを見渡すと、どうもこの部屋はどうも普通の部屋と違うなあと。

そう、通された部屋は茶室だったのです。

天井の鎖で気づいたのですが、カーペットを裏返してみると炉畳がありました。

お話を伺うと、お店が出来たのは1年以上前で、以前は40年ほどフランス人が2所帯で住んでいたそうです。

なんとも素敵な茶室で、当時このような茶室があったとしたら本当に驚きだったかもしれません。

非常に参考になりました。


本当に素敵な日本家屋であり、壊されないでこのように使われて嬉しい限りです。



赤城亭03    赤城亭04


お食事も本当に美味しく、お腹に優しいです。

最近、胃にもたれる食事ばかりしていたので嬉しい限りです。


デザートはイチゴに黒蜜がかけられて美味しかったです。


この部屋が茶室ということは、茶道口がある隣の部屋は水屋でした。

最後にお店を出るときに、お店の人にお店全体を拝見させて頂きました。


水屋はタイル張りの水屋でした!

当時はなんとも斬新だったのではないのでしょうか。


二回では披露宴もできるようです。

数年後ここで披露宴をあげてみたいです。

今度は奥にありAkagi Cafeに行ってみたいです。

ここは2年間期間限定店なので、あと1年後には閉店になってしまうはずです。


帰り際にいつもの黒猫がいました。

私は以前「赤城ちゃん」と名付けていました。