Mineraな日々 -5ページ目

峰羅庵図面

茶室図面     水屋図面

         【峰羅庵図面】                         【水屋図面】


いよいよ茶室完成まで1ヶ月を切ったのですが

なかなか順調には進まないようです。

いままでちゃんと設計図面を載せていなかったので添付してました。


2階に茶室はあり、水屋はリビングの横からで

躙口はリビングから外のテラス経由で入る感じです。

もろに外なので一応、躙口には鍵をつけました。


この茶室「峰羅庵」には床窓をつけました。

サクラの花弁の模様がついて磨りガラスですが、外の緑や紅葉がかすかに見えます。

この床窓がこの茶室の核となるもので、今までずーっと心の中で暖めきました。


水屋に関しては、設計の方もほとんど知らないようで

竹釘の高さなどもあまり意識していかったようです。

なのど柄杓を持参して、この高さが基準ですと・・・。




茶室CG01        茶室CG02


そして茶室にはあまりないであろう、スポットライトも三ヶ所設置することとしました。

真ん中には一応白色蛍光灯は一応設置はします。


とにかく、本来の茶室とはかなり「原則」を逸脱しているかもしれませんが

抑えるところを抑えていればいいでしょうと。

お茶が点てられればいいのです。



茶室CG03


水屋に関してはある程度書籍を手本にしてみました。


12月中旬当たりからかなり工事が込み入ってくるかと思います。

榊山と喜右衛門尾根

榊山・長沢山01 榊山・長沢山02

       【東谷林道入り口にて】                 【取り付き直後】


11月25日~26日にかけて奥武蔵の榊山~長沢山~喜右衛門尾根をたどってきました。

両日ともに天気にも恵まれました。

今回は山岳会で私が企画した山行で、ビーフシチューを焚き火で作る事を表明しました。

なので、前日から具材の仕込みをして、普段より重いザックで出発となりました。


三峰口8時10分集合で5人でタクシーで大血川渓流センターで下車。

東谷林道から喧嘩平歩道というおかしな名前の左岸道を40分程歩き今月頭に偵察した取り付きへ。


藪など全くない歩きやすい尾根の急登をこなしていきます。


榊山・長沢山03 榊山・長沢山04

       【明るい尾根です】                      【植林中でした】


天気も雲一つない快晴です。皆さん行いがよいのでしょうか!

途中植林帯や摩訶不思議な有刺鉄線などを通り高度を稼いでいきます。



榊山・長沢山05 榊山・長沢山06

      【榊山三角点に到着】                    【榊山 山名木!】


10時50分に三等三角点のある榊山に到着です。

minera家は神道らしいので御利益があるのでしょうか。

山名板はないだろうとおもっていましたが、なんとありました。

山名板ではなくて山名木でした!!

三角点マークと榊山を木に記してイルではないですか!

一応、東大秩父演習林敷地内なので私たちは何も置くことなどはしませんでした。

風もなく気持がいいので、しばらく休憩です。

榊山・長沢山07 榊山・長沢山09

   【長沢山直下縦走路に向けて】             【水松山の肩 お気に入り幕場】


ここから急登が一部ありますが、快適な道で13時40分に長沢山直下の縦走路に飛び出しました。

縦走路から入り口はわかりずらいです。


一応、長沢山によって写真などをとって、水松山の肩の幕場に急ぎます。

急ぐ時間ではないのですが、ビーフシチュー作りに時間をかけなくてはいけないので14時半くらいには準備をしたいと。


昨年も幕を張った快適サイトに再来です。

天租山分岐先の水場は予想通りに涸れていました。

一人2.5リットル担ぎ揚げを指示して良かったです。

榊山・長沢山08 榊山・長沢山10

   【山で初めてつくるビーフシチュー】        【喜右衛門尾根取り付き 27/28班標】


金曜夜に肉と野菜の仕込みをしてきたので、3時間くらいに焚き火で煮込めば美味しいビーフシチューの完成です。

トマトジュース、ケチャップ、ソース、赤ワイン、デミグラスソース、コンソメと具材を入れ込んでぐつぐつ煮込みます。


今回の山行のもう一つの目的は私がビーフシチューを皆さんに食べてもらうことでした。

じっくり煮込んだビーフシチューは皆さんに好評でした。

重い思いをして担いできて良かったです。

その夜は寒かったですが、焚き火で8時ぐらいまで火に当たりとても暖かったです。


翌日は4時半起床、6時出発。朝ご飯はたらこスパゲッティでした。朝のアラームを「た~らこ・た~らこ」にすれば良かった~

タワ尾根分岐を一瞥して、27/28林界班標が喜右衛門尾根の取り付きです。

身支度を整えて下降していきます。



榊山・長沢山11 榊山・長沢山12

     【感動の1480m付近】                 【すーっとこうしていたかった】


ルートは一箇所気をつける所はありましたが、1480mの台地状付近に来ると

感激、感嘆で口が開きっぱなしです~

自然林に囲まれ、ここで幕を張ってぼーっとしたくなりました。

10月下旬の紅葉の季節なんかは多分気絶してしまうかもしれません。


喜右衛門尾根はほんとに素敵な尾根でした。


榊山・長沢山14     榊山・長沢山13

    【涸れ沢と適当に下り三又へ】                 【初めての三又】


その後は三又に向けて下降ですが、最後は適当に落石に注意しながら涸沢を下降してしまいました。

もう少し北側にいけば酉谷山への登山道にぶつかったかと思います。

初めて訪れる三又も雰囲気のいいと所です。


榊山・長沢山15 榊山・長沢山17

     【下段歩道の通行止め】                 【現小川谷林道で下山】


本来はここから上段歩道を目指すべく、四間小屋尾根に取り付いて

上段歩道を見つけるはずだったのですが、不覚にも見つけられませんでした~。

これは私の勉強、下準備不足でした。

下段歩道を行こうという話もありましたが、時間と皆さんの足並みを考えて小川谷林道で下山することとしました。


これは次回の宿題としました。今回は上段歩道末端から取り付こうという邪道な方法だったので

次回は、人形尾根取り付き始点からちゃんと上段歩道を歩いてみたいと思います。

材木小屋尾根乗越(鍋があったかしら)までは歩いているのですが、その先が未踏です。

榊山・長沢山16 榊山・長沢山18

      【お久しぶりです~】                  【寄ってみたかった観光荘】


2時間ほど歩いていると、日原では水のみ場にいるにゃんこちゃんい再来です。

この兄弟は以前車にひかれてしまったのです・・・。


13時半のバスにのり、奥多摩の観光荘に飛び込みます。

小川谷林道にすぐに切り替えた理由は、この宿のお風呂が15時までだからだったのです。

皆さんすいませんでした~。

このお風呂は550円でタオルまで付いて静かないいお風呂でした。

宿も安いので今度宿泊してみたいです。


その後は奥多摩駅前の丸花食堂で反省会で上段歩道のリベンジを誓いました。

そして、私は顔を真っ赤にしてへべれけ状態で家に帰宅したのでした。

家では顔日焼けしたね~と・・・。







ポコニャンJr誕生

poko1122-03 【ポコニャンJr誕生!】


巷でポコニャンファンがいるのかわかりませんがガチャピン


大切なお友達からポコニャンぬいぐるみを頂きましたにゃー

なんとポコニャンがモデルで一から造って頂きました!

ポコニャンの特長が随所にあります。

お鼻の筋とか、脚の四白大流星や・・・


poko1122-01 【相当気になっています】


早速、ポコニャンに見せてみると、自分の子供かと思ったのか知りませんが

とても興味津々です。

多分、この表面の出触りがお気に入りで、爪でひっかけて転がすのです。

でも、そんな事をさせてしまうとポコニャンJrが破壊されてしまうので

ポコニャンの手が届かない所に移動しました。


かつてこの素材でスライムのぬいぐるみがあって、よく追っかけて運動していました。


poko1122-02 【じっと見つめています】


でも、本当にじーっとポコニャンJrを見ています。

大事に机の上に置いておきたいと思います。

アルミ製躙口が設置

茶室02 【テラスからみた躙口】


自宅の茶室【峰羅庵】造営もいよいよ形が見えてきました。

躙口風アルミ扉も床窓の横に設置されました。

一枚目の画像は外のテラスからの画像です。



茶室03 【茶室内部からの躙口と床窓】


茶室内部からはこんな感じですが、

まだ、下地のみはっている段階なのでイメージは薄くしかわかりません。


茶室04 【閉めるのが大変な躙口】


茶室の場所や床窓の関係で引き戸というものはできなかったので

アルミ製のよくある扉といたしました。

一応、外部から侵入されてしまうかもしれませんので、鍵もちゃんとついています。

末客が入った後に、扉を閉めるのが大変かもしれませんです。

その辺は臨機応変ということで・・・

味わいのある黒金山

黒金山01     黒金山02

  【珍しく写真をとってもらいました】            【森林軌道跡からの紅葉】


18日19日と本来は小金沢連峰の長峰、楢ノ木尾根の縦走をテント泊で予定していたのですが、

自身の風邪と日曜の降雪予定の関係で、土曜の日帰りと変更となりました。


今回は、山岳会に入会する前の2年前に単独で甲武信岳に行った際に知り合った「M氏」さんとAgainさんとの山行で

私の昨年の一酸化炭素中毒を心配したようでした。


「M氏」さんとは1年ぶりの再会であり、今回は「M氏」さんのリクエストで

山梨の乾徳山の北方に位置する黒金山に夜行発で日帰りとなりました。


私は2年前の12月の暮れにきていたのですが、静かでいいルートであったことは覚えています。


金曜の夜に集合し西沢渓谷でテント泊で3時間ほど仮眠をして6時出発で

西沢渓谷の森林軌道ルートを行きます。

私はこのルートは初めてなのですが、なかなか楽しいコースで最後の紅葉を眺めながら進みます。



黒金山04     黒金山03

     【森林軌道跡を歩きます】                  【黒金山登山口にて】


森林軌道跡は大好きで、かつてここを馬や人がトロッコをつかっていた姿を思い出すと心がうきうきします。

途中、破風山や雁坂嶺を見上げると山頂付近は白くなっていて、昨夜雪が降ったようです。

水平路が飽きた頃、8時に黒金山登山口に到着です。

ここで身身支度をして紅葉台へ急登をこなします。





黒金山05     黒金山06

        【石楠花祭です】                  【古の案内板です】


ここはアズマシャクナゲの群生地で6月は多分綺麗でしょう。

途中、古の案内板があったりします。

11という数字の上には何かかかれていたようですが、後でその謎はとけました。



黒金山07     黒金山08

     【役割を終えた椅子】               【黒金山にはガスがあがってきます】


紅葉台を過ぎるとだらーっとした尾根となります。

役割を終えてしまったような朽ちた椅子があったりします。

このルートは昭和40年代は乾徳山や奥千丈ヶ岳、国師ヶ岳への登路として

かなりに人が入っていたようです。先程の案内板もその名残でしょう。

しかし、大弛峠へ林道が通るようになり、このルートにも人が入らなくなったようです。


樹林帯を暫く登ると岩場となり雲に隠れた黒金山が見えてきました。




黒金山10     黒金山11

    【三角点のある黒金山山頂】            【一瞬ガスが抜けて、奥千丈ヶ岳が】


牛首のタルを過ぎて、三角点のある山頂には11時半くらいに到着です。

長野側の眺望が凄く、目の前には奥千丈ヶ岳が見えますが、林道によって相当むしばまれているのが残念です。

この山頂直下にはかつての人々が捨てていったスチール缶が捨ててあり、時間を感じさせるかのように赤さびていました。


この山頂に一体どれほどの人がすわってゴミを捨てていったのでしょうか・・・。



黒金山12     黒金山13

  【なぜかこれだけが朽ちていない】               【ガスガスの中、青笹へ】

        

奥千丈ヶ岳への分岐である、大ダオ分岐を偵察してこようと

ちょっと下降してみると、いくつも古の指導標がありました。

例の丸看板はなんと上にアサヒビールとかかれていました。

他の番号のものは多分持ち去られたかと思います。

近い将来、黒金山~ゴトメキ~奥千丈ヶ岳~甲武信岳経由で巡ってみたいです。

一旦牛首のタルに戻って、青笹集落に向かって一気に下降します。

高低差1200m程あります。



黒金山14     黒金山15

     【気持ちのいい尾根です】                   【林道でリンゴ休憩】


暫く気持ちのいい笹原を下りますが、なんとお景色もよくて気持ちいいですが少し雲が広がってきました。

下って数分するとなんと単独氏にあいました!青笹からのピストンだそうですが

まさか人に会うとは!でもこれが最後でした。


1時間ほど下ると林道にぶつかります。こんな所に林道をつくる意味があるのでしょうか・・・。

そんな事を考えていると「M氏」さんからリンゴをいただきました!

なんとも美味しいリンゴでした~。

林道を越してすぐだったから沢があり、水も採れました。

ここは登路として使っても全く問題がないようです。



黒金山16     黒金山17   

    【なんとものどかな青笹集落】                【新生山梨市営バス】


下りはじめて2時間で青笹集落(天科)へ下山です。

時間は14時となっていました。

さすがに足がいたくなってしまい、最後はゆるゆる下っていきました。

集落はちょうど紅葉が素敵でした。まさか今回紅葉が見れるとは思ってもいませんでした。


車のある西沢渓谷まではバスで向かうのですが、

どうも山梨市となってしまって山梨交通バスが臨時便しか出せなくなったようです。

かわりに山梨市営バスが運行しています。

予想通りに新品のマイクロバスなのですが、運転手さんによると

市から山梨交通への助成が全くなく、この路線は運転すればするほど赤字なので

観光シーズンの臨時便しかでなくなったようです。

ただ一番気をつけなくてはいけないのは、この山梨市営バスの始点は山梨市駅なのです。

塩山駅から西沢渓谷へはシーズンオフは出ていません!!


黒金山18 【スープが???】


当然のように白龍閣で気持ちのいい温泉に入って、

「M氏」さん曰く「あまり美味しくないラーメン」を食べました。

なんか高校の文化祭のような感じのラーメンやさんでしたが、おなかがすいていたので美味しかったです。

とにかく、高校生らしき従業員がうじょうじょいておかしな雰囲気でした。


今回は久々の黒金山でしたが、

同じルートをたどったといえ、なかなか味のあるコースで今後数回訪れるかと思います。

しかし、この黒金山も「静かなる・・・」に入っているようなので

多分、新○○○さん一行が訪れるかと思います。


日曜は予想通りに関東は雨でした。

多分、今日は山は雪が降っているかと思います。


最後に3人で来年の5月の日が長い時に、長峰~楢ノ木尾根のリベンジを誓って解散となりました。


極上のパフェ

フクナガ01  【なんとも味のあるパーラーフクナガさん】


昨日は仕事帰りに四谷界隈において食事会となりました。

初めてお会いする方ばかりですのに、なんとも楽しい食事会となりました。


最初の待ち合わせの四谷三丁目のパーラーフクナガさんは感動ものでした!

パフェが本当に美味しくて、私は葡萄パフェを食べました。

多分、男一人ではなかなか入れない所かもしれません。

こんなちゃんとしたパフェを食べたのは多分子供の時以来かもしれません。

デニーズのパフェはよく食べていましたが、格が違います!


フクナガ02  【伝説のフクナガさんのパフェ】


お店の雰囲気も、味のある喫茶店の感じでお気に入りです。

外にでて、ちょっと裏路地に入ってみると、なんとも魅力的な感じで

今度、休みの日に猫取材とかにきてもいいかもしれません。

そのかえりに フクナガさんのパフェを・・・。


フクナガ03  【なんともかわいい子猫サブレ】


2次会の韓国料理もなんとも美味しくて体が温まりました。

風邪っぴきの私にはもってこいでした。

その上のコージーコーナーにはなんともかわいい子猫サブレが売っていました!

コージーコーナーのセンスに脱帽です!

山での三種の神器

GPS01    GPS02

     【大学の授業のようです】              【久々に勉強しているような・・・】


昨日の山岳会の集会ではGPSと地形図の講義でした。

私にとっては大事な内容となっておりますので、復習としてお勉強いたしました。


現在、地形図は日本測地系(今まで使っていた物)と世界測地系が入り乱れております。

順次、世界測地系に変わっていくようですが、現在は過渡期なので

非常にやっかいとなっております。

GPSにおいて日本測地系から世界測地系に緯度経度表示を変更しなくてはいけないのです。


仁田小屋偵察02 【GPSよりも分秒器のほうが大事かも】


とにかく、私には地形図とGPSと分秒器は必須アイテムです。

まさしく山に於ける三種の神器でしょうか。


高度計+GPSの腕時計がいつか出ないかと待ちわびています。



海をみながら温泉

北川温泉01    北川温泉02

      【初めて下りる熱川駅】                【温泉が噴き出しています】


すっかり前の話ですが、モリ尾根に行く前の木曜、金曜と珍しく会社の慰安旅行でした。

車で遠出するより近場がいいと、私が駄々をこねたので

伊豆熱川の北川温泉となりました。


午前中に仕事をして、午後から踊り子号で伊豆熱川へ。

かなり寂れてしまったような感のある温泉街です。

私は基本的に西上州の味のある温泉がすきなのですが・・・。


北川温泉03     北川温泉04

      【望水は有名らしいです】                  【朝日が綺麗でした】


宿泊したのは望水という老舗の旅館らしく、まあまあお客さんがいました。

海岸の混浴露天風呂にも一応はいりましたが、夜の水面に月が映る風情はなんとも素敵でした。

山でも海でも月はなんて神秘的なのでしょうか。


朝方には貸し切り露天風呂に入り、大島に登る朝日がまぶしかったです。


温泉で体を休めて、週末のモリ尾根に備えてつもりですが、

逆に体がぼけてしまったようです・・・。


望水ホームページ


北川温泉05 【たっちゃんが寂しそうでした】


帰りに熱川駅を散策していると、たっちゃんがいました!

色が白いんでないかい?

雨の中のモリ尾根(その2)

モリ尾根14     モリ尾根15

  【命の恩人-暖炉回りを掃除して出発】         【今シーズン発の霜柱でしょうか】


12日は朝から相当冷え込んでいます。

霜柱も立っていましたし、水場は凍っていました。


テントを撤収し、今日はのんびりハイクとなりました。


モリ尾根16      モリ尾根17

     【富士山が綺麗です】                    【西御殿岩は展望最高】


西御殿岩に行ったことがないので、山ノ神土にザックをデポして

途中の看板からスズタケの道を進みます。

唐松尾山からの稜線の道とあわせて、最後に岩場を登り西御殿岩に到着です。

360度素晴らしい光景です!!!



モリ尾根18      モリ尾根19

   【大好きな和名倉もはっきりと】              【富士に雪が相当積もりました】


富士山も素敵に見えます。相当富士山も昨日雪が降ったようです。

それにしてもこれほどの大展望は久々です。

大好きな和名倉や両神山も見えます。



モリ尾根20      モリ尾根21

   【またもやデザート登場!】                    【素敵な絵です】


来た道を戻るのは好まない私達なので、東側の踏み後を進み、適当に下って山ノ神土に到着。

ここでご飯は食べずに、景色のいい牛王院平まで戻ってご飯とデザートを食します。

初冬の素敵な光景を眺めながら、高丸戸尾根を下っていきます。


モリ尾根22      モリ尾根23

       【静かな三ノ瀬の紅葉】               【しばらく修理で休業】


車の回収の為にのんびりと三の瀬の紅葉を眺めながらてくてく林道をはじめて歩きます。

11時20分に車に到着です。


帰り道は大常木林道の始点、余慶橋を確認して

そこからは当然のめこいの湯に行きますが、12月は半月ほど休業のようです。

これは気をつけないといけないです!



モリ尾根24 【蕎麦は美味しかった】


奥多摩駅で蕎麦をのんびり食していると、どうも風邪をひいたようです。

モリ尾根の代償は大きかったようです。

モリ尾根25     モリ尾根26

       【澤乃井訪問です】                  【飲めない私も飲みます】


これで終わりではなく、リーダーが先日、雲取山で知り合った方が

澤乃井の従業員の方で、飛び込みで訪ねてみると

飛び込みで工場見学させて頂きました。

なんとも、素敵な方で山に似合う方でした。


飲めないお酒ですが、なかなか美味しいです!

来年、会津の丸山岳一緒に行くことを誓って、新酒をおみやげにしました。


今回のモリ尾根は自身の不祥事により1年越しのリベンジ山行となりました。

私はこのスズタケの薮にはおなか一杯ですが、

アッコリーダー曰く、レベル5が満点なら、レベル3.5だそうです。

会津の薮はもっとスズタケが若く、高く、太く、薮が嫌になるほど長いそうです。


私はまだ会津の薮とは戦えそうもありません。


来週も大菩薩の長峰と楢ノ木を控えているので

風邪をとにかく治さないといけないです。

雨の中のモリ尾根(その1)

モリ尾根01    モリ尾根02

     【夜明けの一ノ瀬谷徒渉】                 【沢靴を対岸に渡します】


2006年11月11日(土)~11月12日(日)


1年越しのモリ尾根を実施致しました。

昨年の12月を計画していましたが、自身の中毒事故により中止となり、「また来年しましょう」

という言葉にありがたさとうれしさを感じで、心の中で暖めきました。


事前の一ノ瀬川渡渉の偵察も行い、後は天候であったのですが、

どうも当日の夕方ぐらいから崩れるとの予報なので、もちろん決行でした。


しかし、前日夜発で近くでテントを張り、5時起床6時出発を目ざして

一ノ瀬川へのおり口へ車を置いたとたんの雨が降ってきました!!

しばらくアッコリーダーと協議をしましたが、通り雨であろうと決行。

とにかく、ここで撤退をすればまた来年に持ちこしとなってしまいます。


雨の降る中、まだ暗い沢へ古い沢靴一足を持ち、降りていきました・・・。


まず私が沢靴を履いて渡渉をして、紐で沢靴を結んで対岸に引っ張ってもらい

一人ずつ渡る方法をとりました。

やはり多少ぬれてしまいましたが、それほど冷たくはなくまず最初の関門はスムーズにクリア。

そして、この古い沢靴は岩室へデポしました。また、いつの日か来るときに回収したいと思います。



モリ尾根03     モリ尾根04

   【1434m迄は薮はないが急斜面】              【雨の中1434mで一本】

 

竜喰谷の出合まで歩き、以前確認したモリ尾根取り付きから登りはじめます。

時間は6時45分でした。

予想以上に急斜面で足場が悪く、テント食料を担ぐ我々には大変な作業です。

特に、私は朝から足の調子が悪く大ブレーキで多少遅れを取ってしまいます。


なんやかんやで1434mの尾根上にたどりついたのは7時50分でした。

ここで一本をとりますが、雨は一向に降り続いてやむ兆候はありません。

今回はリーダーの意向でヘルメットも持参致しました。

濃い藪の際はヘルメットがあった方が突っ込んでいけるので楽だそうです。

沢登り、岩登り以外でヘルメットをしているのは初めてです。



モリ尾根05     モリ尾根06

      【暫く薮はありません】              【シナノキノタルにて体勢を整える】

 

しばらくだらだらとした歩きやすい道をあるいていると少し明るくなってきました。

天気も回復傾向で藪コギの時はやむかなあと思ったり。

8時50分に大常木林道と交差するシナノキノタルに到着です。

私たちが一本を取るたびに雨が降り出してきます。

ここからがモリ尾根の藪コギの本番となります。

皆さん、ここからはしばらく一本がとれないので食事をしたりキジをしたりと時間をかけます。

しかし、しばらくしていると体が冷えてくるので早々にここを離れます。


モリ尾根07   【どこなのかわかりません】


薄い一本の道筋は付いているのでルートに困ることはありませんが

頭を突っ込みながら進んで行きます。

リーダー曰く、「会津の藪はこんなもんじゃない」

どんな藪なのでしょうか。歩くのには相当勇気と根性が必要のようです。

私にとってはこの藪コギでおなか一杯です。

足のエンジンも掛かってきて、一人で満足しながらニコニコしながら藪を進みます。

今回は透明サングラスを持ってきましたが、リーダーはホームセンターで

500円のビニールゴーグルを持参していました。

こちらの方がいいようです。



モリ尾根09     モリ尾根10

       【広場で一本】


一旦広場に出たので、数分一本をとったのちにさらに進みます。

ここからはしばらく緩い斜面を登っていきます。


モリ尾根11     モリ尾根12

   【倒木帯は神経を使います】                【縦走路に飛び出します】


10時40分で1782mモリ頭に到着です。

少し開けた所で木が真ん中にありました。

地形図ではここから鞍部に一旦おりて最後の登りで縦走路に出るのですが

ここからが結構嫌らしかったです。

倒木帯とガスの為に見通しがつかずに慎重に方向を定めて進んでいきます。

鞍部に降り立ち、一旦呼吸を整え最後の登りにかかります。

ここはほぼ惰性で登って行きます。

道筋もついていますし、安心して登っていきました。

11時45分に縦走路に飛び出しました。

天候がよければ稜線まで行こうかと思っていましたが

この雨なので将監小屋に急ぐこととします。


モリ尾根13 【将監小屋の暖炉に助けられる】


小屋は無人でしたが、暖炉を使わせて頂きました。

燃料代は皆さん思い思いで箱に入れさせて頂きました。

これがなければ本当に悲惨な山行となりました。


夜には星空も見え、相当冷え込んできました。

明日の天気は良さそうです。